真空成形
樹脂板成形2
2023.08.23
特許取得
ホットスタンプ成形は、ホットスタンプと真空成形を組み合わせた熱処理加工で、加飾シートや樹脂板をカットしてから成形加工します。複雑な形状の三次元加飾や部分加飾も可能で、美しい仕上がりが自慢です。
ホットスタンプ成形は、ホットスタンプと真空成形を組み合わせた熱処理加工で、加飾シートや樹脂板をカットしてから成形加工します。複雑な形状の三次元加飾や部分加飾も可能で、美しい仕上がりが自慢です。
Features
ホットスタンプ成形とは、従来のホットスタンプでは加飾できなかった三次元の複雑な形状の製品への加飾を、真空成形技術を用いて、成形と加飾を同時に行い製品化する技術です。イルミネーションが独自で開発した成形装置を用いて、成形加工します。金型一つでデザイン性の高い製品を低コストで製作できます。メッキ加工とは異なり、メッキ加工用の樹脂や留め具なども必要ありませんので、製品重量を大幅カットできます。
人工知能(AI)プログラミングにより3D形状の型取りを実現。カットしてから真空成形を行うので後工程のトリミングレスに成功。面付加工により材料の無駄を削減できます。
平面や円筒形状にしか印刷できなかった従来のホットスタンプとは違い、印刷してから成形するので、複雑な形状の加工も可能です。
成形と加飾を一緒に熱処理加工することで、直接加飾できるので留め金や、別で加飾用の樹脂を成形する必要がありません。
メッキ加工のように環境汚染に懸念のある6価クロムを排出しないホットスタンプ成形技術が注目を集めています
Technology
メッキ加工する際には、まずABS樹脂にメッキ加工をし、留め金でPP樹脂成形品につける必要があります。ABS樹脂、PP樹脂それぞれの金型が必要になりますし、マスキングや乾燥の工程も必要になります。ホットスタンプ成形は、製品に直接印刷することが出来るため、金型を一体化できます。マスキングや乾燥工程も一切必要としません。メッキ加工の約10分の1の工程数で、大幅なコストカットが可能となりました。
各種樹脂製品はもちろん、ステンレスやアルミ、銅、銀、鉄などの金属製品、木製の製品、革製品、紙などにもホットスタンプすることは可能です。加飾シートの接着面に接着剤がついておりますので、ホットスタンプする素材は選びません。
成形を行う場合は、PP樹脂、ABS樹脂・AES樹脂・PMMA(アクリル樹脂)・PC(ポリカーボネート)・PE(ポリエチレン樹脂)・HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)・PET(ポリエチレンテレフタレート)・PVC(ポリ塩化ビニル)などが一般的ですが、軟質・硬質素材にも使用できます。
Performance
Performance with YAMAHA and Automotive industry
イルミネーションは、20年以上YAMAHAとの製品開発に携わっています。YAMAHAは、いつもすぐには実現できない課題を与えてくださいます。まだこの世の中にはない製品を生み出すため、技術や知識を身につけ、ご納得いただける製品を提供するため、とことん開発に取り組むことができています。試行錯誤して得た技術力がTOYOTAやホンダ、日産、スズキなどでも認められ、自動車部品の内・外装パーツとして採用されています。ホットスタンプ成形は自動車業界に限らず、様々な業界でも活躍できる技術です。
About
まだ世の中にないものを創る会社
株式会社イルミネーションは、ホットスタンプ、真空成形、ホットスタンプ成形の技術を生かし、3年先、5年先、10年先のデザインを実現する開発提案型企業です。デザイナーのイメージを具現化し、且つ耐久性も保証するため、日夜試行錯誤しながらクライアントとともにデザイン製品をお作り致します。