樹脂板成形2
業界:真空成形
品質、価格、納期をクリアできる製品デザインをホットスタンプ成形が実現。印刷や塗装では不可能だった三次元形状、部分的な加飾を、高い耐久性と精度でお届けします。
モノづくりの可能性を無限に引き出す技術がイルミネーションにはあります!
従来のホットスタンプは平面か円筒形状しか転写できませんでしたが、ホットスタンプ成形では、ホットスタンプした後に真空成形することで、複雑な形状の製品ができます!
従来の方法では、曲げてから色をつけるのが一般的でしたが、ホットスタンプで色をつけてから真空成形を行うため、印刷でのコスト削減が可能になります!当社独自の熱処理を行う事で変形を可能にしているため、ホットスタンプした箇所が剥がれる事はありません。
加飾シートの接着面に接着剤がついておりますので、ホットスタンプする素材は選びません。樹脂製品、金属類、木や紙にも使用できます。成形する場合は樹脂製品が一般的ですが、軟質・硬質素材にも使用できます。
数ミリ単位のものから畳一畳分のものまで幅広く成形可能です。
ホットスタンプと真空成形を組み合わせた
ホットスタンプ成形で
デザイナーのイメージを具現化します。
自動車製造業
PP樹脂の一部に部分的なメッキ加工を低コストで実現させたい
短納期、品質スペックもクリアした耐久性
メッキ加工の場合、メッキ用にABS樹脂成型品のロゴ部分を凹ませて、一つ一つ塗料を差し、乾燥工程を経なければいけませんが、ホットスタンプ成形であれば、加飾シートにロゴをプリントし転写するだけです。一つを製品を作る工程は、メッキ加工の約10分の1で製作可能です。金属調の加飾シートにも複数種類があり、それぞれの耐久性実験を実施し、品質スペックをクリアしたフィルムを採用しました。
住宅建材製造業
小ロットのオプション商品に対する曲面への加飾
低コストでデザイン性のあるオプション商品の製品化を実現
ドアノブへのホットスタンプ成形を用いた転写加工事例です。通常ドアノブのようなPP樹脂成型品の場合、PP樹脂による成形品と、加飾部分のABS樹脂成形品の二つのパーツを組み合わせることが多く、それぞれの金型を作らなければいけませんでした。イルミネーションのホットスタンプ成形技術によって、PP樹脂成型品に対して直接、曲面への回し込み加工をしたことで、金型点数を削減し、低コストで小ロットのオプション加工品の製品化をすることができました。
内装部品、外装部品、エンブレム、センターコンソール、ドアミラー、ドアトリム、スピーカーリング、テールランプ、ラジエーターグリル、エアコン吹き出し口、船舶部品などにも使用されています。
キッチン、洗面台、シンク、流し台、ドアノブ、テーブル、いす、木箱、ピアノ、ベッド、タンス、その他家具類など木製の家具類の塗装面にホットスタンプ加工が可能です。
エアコン、テレビ、スピーカー、乾燥機、電子レンジ、冷蔵庫、掃除機、洗濯機、ロボット掃除機、炊飯器、トースター、パソコン、ビデオレコーダー、ゲーム機など、豊富な加飾バリエーションでエンブレム等の成形加工が可能です。
ゴルフクラブ、釣り具、スノーボード、スケート、シューズなど樹脂製品から革製品まで幅広く対応可能です。
化粧品容器、食器、雑貨、おもちゃなど成形加工品など蒸着箔を表面にスタンプすることにより様々な金属光沢表現が可能です。
各種樹脂製品はもちろん、ステンレスやアルミ、銅、銀、鉄などの金属製品、木製の製品、革製品、紙などにもホットスタンプすることは可能です。加飾シートの接着面に接着剤がついておりますので、ホットスタンプする素材は選びません。
成形を行う場合は、PP樹脂、ABS樹脂・AES樹脂・PMMA(アクリル樹脂)・PC(ポリカーボネート)・PE(ポリエチレン樹脂)・HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)・PET(ポリエチレンテレフタレート)・PVC(ポリ塩化ビニル)などが一般的ですが、軟質・硬質素材にも使用できます。
イルミネーションは、「まだ世の中にないものを創る」を企業理念に掲げ、これまで様々な製品開発に携わってまいりました。そのため、時にはクライアント様の設計した図面に対してご意見させていただくこともあります。わくわくする製品を作るため、必要であれば他分野の技術研究も行い、様々なアプローチで製品化のお手伝いをいたします。まずは、お気軽に今抱えているお悩みをお聞かせください!